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マイク犬ジョンのあんな船橋こんな船橋

ふなばしアンデルセン公園の風車の羽が戻りましたとお伝えする犬 2023.12.13 by Iami

ジョンでーす!

こちら、現在改修中のアンデルセン公園の風車です。

以前、9月に風車の羽を取り外した際の様子をお伝えいたしましたが、今回は風車部分的の改修が終了し、羽が戻されるとのことでこれは見届けなければ!と思い取材に参りましたー♪

ここでジョンメモー。

船橋市のランドマークでもあるアンデルセン公園の風車は今から30年前の平成8年に、船橋市とデンマーク・オーデンセ市の友好の絆を象徴したものとして建設されました。

この風車、元々はオーデンセ市の「フェン野外博物館」から移設されたもので、最初に建築されたのは1800年代だとか。

日本で言うとアレですよ。幕末ぐらいですかね。

なかなかの年季の入った風車だったというわけです。

風車を回す軸はなんというか、いわゆる消耗品の類で、どうしても壊れる物らしく、だいたい30年に1回ぐらい頻度で改修工事が必要となるそうです。

(ミケーレさん)

 

そのために、デンマークから本場の風車職人である、ミケール・ジョン・イェンセンさんと、ピョートル・トマス・ヴォィナロヴィッチさんが改修工事に参加していた、という流れになります。

9月に4枚の羽を外すところはお伝えいたしましたが、今回いよいよその羽を戻す作業となるわけです!ハイ!

羽を戻す作業ですが、まあ外す作業の逆回しですね。

①クレーンで羽を吊り上げる

②風車の軸にはめ込む

③しっかり固定する

②・③の作業は、高所作業車に乗って、ミケールさんとピョートルさんが担当していました。

外すのよりも作業は慎重になり、11枚に対して時間がかかっていた印象です。

2枚戻ったところで、はたと疑問が。

3枚目からどう戻すんだろ?と。

ちょうど隣に、市の公園緑地課の方がいらっしゃったので、聞いてみました。

あのー、これ、3枚目からどうやって付けるんですか?

「縦になってる2枚を一旦手回しで横にして、また上、下の順番で 戻します」

 



なるほど!一旦横にするんですね!

あ、ほんとだ!水平になってる!

ではせっかくなので、4枚戻る所まで見届けましょう。

3枚目以降も、上、下、という順番で羽を戻していきます。

カーンカーンとハンマーの音を響かせて戻していました。
きっとその辺が熟練の技なんでしょね。

ようやく4枚の羽が戻りました。
そうそう。この形この形。
では、朝の様子をもう一度プレイバック。

この、つるんとした羽なし風車の景観はある意味貴重でしたね。サンタさん。

(こちらはピョートルさん)

改修工事を終え、ミケールさんとピョートルさんは1217日に故郷のデンマークへと旅立ちます。

今回、アンデルセン公園の改修工事に関われたこと、そして、日本でたくさん良い思い出ができたと、感無量のようでした。

アンデルセン公園の風車を治してくださり、本当にありがとうございました。

このあと、風車は外装などの工事もあり、令和6年(2024年)に完全復活の予定です。

ピカピカになった風車が回る様子、早く見たいですね!

そんなアンデルセン公園の風車ですが、現在クラウドファンディング中なのをご存知でしょうか?

 

あなたの想いが風になる【ふなばしアンデルセン公園の風車をふたたび動かしたい!】

12/1から始まったこちらのクラウドファンディングは、最初の目標である300万円を達成し、現在セカンドゴールの600万円に挑戦中です。

2万円以上寄付された方には、限定300人に風車内に設置する銘板に名前が載るとのことです。

募集は2024228日までとなってます。

詳細はこちらで!

https://www.furusato-tax.jp/gcf/2810

ジョンです

ジョン
市民記者としてこれまでお伝えしてきた「あんな船橋」や「こんな船橋」の楽しいレポをそろそろまとめたいなぁ…なんて思いつつ 思い切って「コーナー下さい」と言ったら作ってもらいました! いや~言ってみるもんですね。 と言うわけで地道に探索した「ふなはじ探検隊」や「みんわの船橋」などの企画モノや、電車ネタ、船橋の季節の風景、船橋の特産物、あれこれあれこれみ~んなまとめてジョンがお伝えしちゃいます

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